みなさん、日々の営業お疲れ様です。

今まで仕事柄、様々なアルバイトさんや社員さんをトレーニングして来ました。
最近も面接をしたり社員や店舗のパートナーさんとお話をする中で感じたことを書きたいと思います。


飲食で働く人だけに限った話ではありませんが、一番大切なのは「心と技術のバランス」だと考えています。

お客様を思う「心」は働く上で何より大切です。お客様の方向を向いて挨拶が出来たり、お客様がお困りの状況をいち早く察知して対応したり。でも、「心」だけでキチンとしていても、料理が出てくるのが遅かったり店内が汚なければお客様は決して満足しません。

その上で「技術」もとても大切です。「技術」とは、店舗のオペレーション(作業)のことです。
オーダーを伺ったり、料理を運んだり、仕込みをしたり、オーダー作成をしたり。
この作業のクオリティが低ければ、食べ物屋として致命的な訳です。また「心」がなく「技術」だけ身に付いていても、お客様は満足しません。

ということは、「心」と「技術」のバランスが非常に大切になると思っています。

「技術」は、鍛錬の繰り返しで、特殊な技術でなければ正しいトレーニングを受ければ誰でも身につけられます。いい換えれば「時間が解決」する部分でもあります。

しかし「心」は、時間が経てば身につけられるものではありません。入社したばかりのアルバイトさんがいたとして、挨拶が出来ない人は、３年後も５年後も挨拶は出来ませんし、お客様を思う心は身につかないのです。


ですから、新人さんに技術だけを教えるのは大きな間違いな訳です。
新人さんが多く入ってくるこれからの時期、今しか身につけることが出来ない「心」のトレーニングを店長やベテランパートナーの方は教えてあげてください。技術は後から身につきますから。

今月、来月と寒さが厳しいと思いますが、インフルエンザに気を付けて元気に行きましょう！