あるカフェでの出来事。
僕はそのカフェチェーンの電子マネーを持っていて、カードに現金をチャージすると会計の時に便利だし、ポイントがバカにならないので重宝しています。

ある日、いつも行っている新宿のカフェではなく、別の立地にある同じブランドのカフェに入り、会計をしようとした時にチャージ残高が無い事に気づいたので、
「5000円分、カードにチャージしてください」と伝えると、被せるように

「まずはカードを購入してください」とスタッフの女性がひとこと。

意味が分からなかったので、
「いや、チャージをしたいんですけど」と再度伝えても

「まずはカードを購入してください!」の一点張り。
面倒だったので、丁寧に
「僕はバリューカード(電子マネーのこと)を持っていて、そこにチャージをしたいのですが」
と伝え、ようやく理解したようでした。


他の店舗では、チャージしてくださいと伝えれば、「=カードへのチャージ」という事は誰もが理解しており、スムーズにチャージをしてくれていたので少しびっくりしたのです。

おそらくスタッフの女性は僕に対して
「カードを持っていない人」という決めつけ、思い込みから
「カードを持っていない前提」で話をしていた。

一方で僕は「カードを持っている前提」で話をしている為、噛み合わない。

自分が源泉という立場を取れば、この噛み合わない状況は、自分が作っていると思う一方、
お客様の意図を汲み取り、対応する事がサービスの現場では求められるのではないでしょうか。

これはみなさんの店舗にも往往にして起こりうる事象だなと感じました。
自身のお思い込み、決めつけによって行動すると、お客様が本当に求めているサービスを見失う。


カフェのふとしたやりとりから気づかされました。



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飲食の仕事をしていると、社員・アルバイト含め、様々な方と出会い、そして別れていきます。

僕の原体験は、吉野家でアルバイトをしていた時、新店舗がオープンする際のトレーナーとして千葉県内の店舗を回った事なのですが、良い出会いもあれば、決して良い出会いにならなかったものもあります。

その中で、僕が大切にしていることは、
「来る者は拒まず、去る者は追わず」です。シンプルにこれだと思っています。

これからも沢山の社員やアルバイトがファクトに入社してくれると思いますし、その出会いを非常に楽しみにしています。

その一方で、退職をする人も多くいるでしょう。会社の文化に合わない、家庭の事情、人対人の問題などなど。。。

退職を極力少なくする事もとても大切ですが、人が辞めない会社が本当に素晴らしい会社なのか?というと、僕はそうは思っていません。

どちらかというと、辞めない会社よりも「良い人材が集まってくる会社」にしたいと思っています。
そして、会社を自らの成長の為、夢の為にうまく使ってくれる人が集まって欲しいと思います。

一番悲しいのは、会社をうまく使えず、すぐ辞めてしまう人。
何をしたくて入ったのだろうか。何を成し遂げたのだろうか。
去る者は追わずですが、そこはいつも勿体無いなと思ってしまいます。

ただ、不満を持ちながら、文句を言いながら長く働く人よりは潔いのかもしれませんが。。。

5月のGW明けは年間で1番アルバイト採用がかかる時期です。
素敵な出会いに期待しましょう!

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私は、ビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。

   
他の人の目には、私の人生は、成功の典型的な縮図に見えるだろう。しかし、いま思えば仕事をのぞくと、喜びが少ない人生だった。

人生の終わりには、お金と富など、私が積み上げてきた人生の単なる事実でしかない。病気でベッドに寝ていると、人生が走馬灯のように思い出される。
  
私がずっとプライドを持っていたこと、認証(認められること)や富は、迫る死を目の前にして色あせていき、何も意味をなさなくなっている。
   
この暗闇の中で、生命維持装置のグリーンのライトが点滅するのを見つめ、機械的な音が耳に聞こえてくる。
   
神の息を感じる。死がだんだんと近づいている。。。。
   
今やっと理解したことがある。
   
人生において十分にやっていけるだけの富を積み上げた後は、
富とは関係のない他のことを追い求めた方が良い。
   
もっと大切な何か他のこと。それは、人間関係や、芸術や、または若い頃からの夢かもしれない。終わりを知らない富の追求は、人を歪ませてしまう。私のようにね。
   
神は、誰もの心の中に、富みによってもたらされた幻想ではなく、愛を感じさせるための「感覚」というものを与えてくださった。私が勝ち得た富は、私が死ぬ時に一緒に持っていけるものではない。
   
私があの世に持っていける物は、愛情にあふれた(ポジティブな)思い出だけだ。これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと
一緒にいてくれるもの、あなたに力をあたえてくれるもの、あなたの道を照らしてくれるものだ。

愛とは、何千マイルも超えて旅をする。人生には限界はない。行きたいところに行きなさい。望むところまで高峰を登りなさい。
  
全てはあなたの心の中にある、全てはあなたの手の中にあるのだから世の中で、一番犠牲を払うことになる。

「ベッド」は、何か知っているかい?シックベッド(病床)だよ。
   
あなたのために、ドライバーを誰か雇うこともできる。お金を作ってもらうことも出来る。だけれど、

あなたの代わりに病気になってくれる人は見つけることは出来ない。
   
物質的な物はなくなっても、また見つけられる。しかし、一つだけ、なくなってしまったら、再度見つけられない物がある。
   
人生だよ。命だよ。手術室に入る時、その病人は、まだ読み終えてない本が1冊あったことに気付くんだ。
   

「健康な生活を送る本」

  
あなたの人生がどのようなステージにあったとしても、誰もが、いつか、人生の幕を閉じる日がやってくる。

あなたの家族のために愛情を大切にしてください。

あなたのパートーナーのために

あなたの友人のために。

そして自分を丁寧に扱ってあげてください。

他の人を大切にしてください。




スティーブ・ジョブズが亡くなる前に残した言葉だそうです。このメッセージを見た時、人生においての「自分の在り方」を説かれているように感じました。

お金の為だけ、自分の為だけに働く人生は非常に寂しい。
誰かに喜ばれる仕事をする事が人生を豊かなものにするのだと思う。

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