2019年03月






店舗を見ていると「店長や社員の想い」というものが非常に多く反映されているという事が分かります。
それは何か?と言うと一言では表せられないのですが、色々ある中で一つ挙げるとすると、

「店舗で起きている事は全て自分事として捉えているか」
という事でしょう。

例えば、キッチン担当の社員とホール担当の社員がいたとします。
ホールで起こった問題に対し、キッチン担当は「ホールの責任でしょ」「キッチンは関係無い」として、
キッチンで起こった問題に対し、ホール担当も同様に対応していたら。

間違いなく、店舗で数々起こる問題に対し、迅速に手を打つ事は出来ないでしょう。
マイナスな事しかありません。

やはりホール、キッチンという事は関係なく店舗で起きている事を、自分事として捉える事で
「自分がその問題を起こしている」
「自分が改善すべき事だ」
「承認」する事で、建設的な解決に向けての議論が店舗で出来るようになります。
相手のせいにせず、自分事とする事。

みなさんの店舗で同じような事が起こってしまってませんか?

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こんな場面、見たことありませんか?

店長が新人さんに「◯◯をしてください」と指示を出す。
新人さんは言われた通り、◯◯を行う。

店長は店長で忙しいので自分の仕事をしてしまう。
そして、新人さんは放置され、何をして良いのか分からず。。。。



これは、指示を受けた人は悪くありません。
指示出しをした人に責任があります。


指示を出すことは、業務上の「命令」をしています。
「命令」には「報告」がワンセットなのです。
何かを指示したら、完了の「報告」をもらう事がマストな訳です。


ですから、新人さんに指示をする時は、
「◯◯をしてください。終わったら僕に報告してね」
と伝えて完了の報告をさせる。これを癖づけてあげましょう。

さらに。
もうワンランク上の指示出しは、
「◯◯をした後、◯◯をしてください」と次の指示も出してあげると、非常に業務がスムーズになります。


指示出しの事をチェーンストア用語で「作業割り当て」と言い、店舗を効率良く運営する為に必須のスキルです。


明日から、作業割り当てのやり方を少しだけ意識してやってみてください。
少しだけスムーズに営業が回ると思いますよ。
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「寿司を売るな、理念を売れ」
回転寿司チェーンの銚子丸で言われている言葉です。

僕も非常に共感しています。

我々に置き換えた時、肉を販売している店舗は新宿だけでも相当数にのぼります。
その中でしのぎを削り、生き残って行くためにそれぞれの企業が努力を重ねています。

世の中に旨いものは多く溢れています。
旨い店=繁盛店という図式はとうの昔に崩れており、それよりも

どう売るか
どのようなマインドで売るか

この2つが非常に大切です。
我々は肉を売るのではなく、おもてなしの心や気遣い、楽しい時間を過ごして頂きたいという「想い」を付加価値として「理念」を売っていく必要があります。

我々の理念
私たちはお客様が 活き活きと生きることの源泉となり、幸せと感動を与え続けます!
これをお客様にお届けするのが、我々の使命なのです。

肉を売るな、理念を売れ!
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自社の店舗もそうだし、いろんな飲食店を見ていると、繁盛店とそうでない店舗で社員やアルバイトさんの「暇な時の時間の使い方」に大きな差があると感じています。

繁盛店=運営状態が良い店舗は、手空き時に皆自主的に行動し、清掃や呼び込みを行ったり、常に店舗を高めることに時間を使えているし、その仕組み・文化が定着している。

そうでないお店は、習慣的に清掃や手空き時の作業を行う癖がないので、暇なのに店が汚い。呼び込みに気分で出てしまう。


ここで大きな差が付いてしまう。
暇な時に何もしていないアルバイトさんには罪はありません。
なぜなら、習慣化出来ていない店舗の問題、店長の問題であるからです。

店長・社員のみなさんは、日課の清掃・週間清掃・月間清掃、手空き時の清掃など、全ての業務を「見える化」する事でアルバイトさんが当たり前に清掃をしたりする文化を形成してしまえば良いのです。

その人の常識や意識に任せる事は無責任です。
店舗の文化を形成するのは、店長の使命です。
アルバイトさんや社員は、店舗の文化は選べません。
その文化に染まり、その人の人格形成に大きく影響を与えてしまうことを考えたら、店長は何をすべきか分かりますよね?

暇な時に暇させてしまってませんか?
アルバイトさんの人生の大切な時間を、価値あるものにしてあげるのも、ただ時間を切り売りさせてしまうのも、店長次第。


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今日、お昼ご飯にあるイタリアンに行きました。

エントランスから店内に入っていると、店長らしき人がレジで事務作業をしてました。
こちらに全然気づかないので「すいません」と声をかけると、
「何名様ですか」といらっしゃいませも言わずに人数を聞いてきたのです。

人数を伝えると、何も言わず歩き始めて(こちらへどうぞ等のトークもない)、とりあえず付いていくと
遠いところから雑に「あちらへどうぞ」と席を指定されました。

この時、店長らしき人は無表情。
さぞ仕事がつまらないんだろうなあと感じた。


お店の顔は入り口対応をする人です。
入り口での印象が、店舗の印象の7−8割を決めると言われています。
入り口の対応が残念だと、その後の対応が素晴らしくても全てが残念に思えてしまうのです。

ですので、入り口対応は、笑顔がとても素晴らしい人を配置するのが理想です。
営業を回せる人を配置しがちなのですが、回せる人と、空気感が素敵で笑顔が良いことはリンクしないので、そこを見極めることが非常に大切になります。


みなさんの店で、雑なご案内をしてしまってませんか?
エントランスで全従業員のウェルカムな空気が流れてたら、そこでお客様の心情はポジティブです。

常に入り口を意識してお客様の来店に備える。
形式張ったセリフではなく、自分が言いやすい挨拶「こんにちは」「こんばんは」でもOK。
席へのご案内時、全員で大きな声で「いらっしゃいませ」を伝える。

これだけで、お客様の満足度はグッと上がるはず。
実践してみてください。

入り口の対応が全てですよ!

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